千葉市にワークホーム制度が始まり、その後ワークホーム等連絡会が発足してから約30年が経ちました。30年の間国の福祉政策は目まぐるしく変化し、大きくは2005年の障害者自立支援法が2012年からは障害者総合支援法となりました。その中で障害を持つ当事者勿論、保護者、施設等の支援者はその波に戸惑いながら歩んできたように感じます。
現在障がい者福祉の形も多様化し量的には拡大されてきましたが営利企業の参入などもあり、利用者や職員の待遇など質的な面で問題も生じていることもニュース等で伝えられています。
私たちは「障がい者が地域で自分らしく暮らし将来も安心して生きることが出来るように」という素朴な願いを持って活動してきました。今、あらためてその原点に返りそれぞれの施設の存在の意味、果たすべき役割を考える時が来ているような気がします。
ワークホーム等連絡会には小さな規模のワークホームから大きな社会福祉法人まで様々な体系の施設がありますが、お互いのつながりを深め共同して活動することが連絡会の役目だと考えます。
今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人
千葉市心身障がい者ワークホーム等連絡会
会長 嶺 昭子
〒263-0054千葉市稲毛区宮野木町395-2
Tel:043-304-6590 Fax:043-304-6653
ホームページ http://chiba-workhome.net/
メールアドレス workhomerenrakuアットマークgmail.come (アットマーク=@)
ワークホームは、昭和61年、千葉市の独自事業として、一般家庭の居室などを利用して、在宅の心身障がい者のつどいとふれあいの場として、また、軽作業を通じて自立への意欲、社会参加を目指していこうと誕生しました。
ワークホームは、市内に居住する15歳以上の心身障がい者と運営者が各5名以上集まればスター卜できます。
障がいの種類や程度はさまざまですが、千葉市からの補助を受け、各ワークホーム (ワークホームからスター卜して現在は新たなサービス体系へと移行した施設等を含む)では、個性豊かな活動(企業の下請け作業、手工芸製品作り、絵画や楽器演奏・タンス・陶芸・調理・お楽しみ外出等々)が展開されています。
ワークホームが認可されてから四半世紀、現在、地域に密着し、障がい者の働く場・学びの場・そして地域福祉活動の拠点としての役割を果たしています。ぜひお近くのワークホームをのぞいていただけたら嬉しいです。また、心配事や悩み事がありましたら、遠慮なく声を掛けて下さい。
千葉市心身障がい者ワークホーム等連絡会は、平成4年、ワークホームの発展と地域福祉の向上を目的として結成されました。平成22年には特定非営利活動法人(NPO法人)となり、今後更に各ワークホーム等を支援する態勢を整えていきたいと思っています。
本会の主な活動は下記の通りです。
ワークホーム等に通う人たちの障がいは、重い人、軽い人、身体、知的等さまざまですが、地域のボランティアの方々などのご支援を得ながら、家庭的な雰囲気の中で、個性や能力に応じて、いろいろな活動に取り組んでいます。具体的な活動等をお知りになりたい方や、見学を希望される方は、各ワークホーム等ヘ直接お電話をおかけください。
また本会についてお知りになりたい方や、賛助会員(年会費1口1000円~)としてご協力いただける方は、事務局までお問い合わせください、お待ちしています。
<事務局>
特定非営利活動法人千葉市心身障がい者ワークホーム等連絡会
263-0054千葉市稲毛区宮野木町395-2
TEL 043-304-6590 FAX 043-304-6653
メールアドレス workhomerenrakuアットマークgmail.come (アットマーク=@)