高齢者と「お話ししている時」や「お食事の介助をしている時」など、手をさすりながらすると表情が「笑顔や和らいだ顔」に変わった経験が有ると思います。
手足や背中を優しく撫でられると、痛みや不安が和らぎ、ぬくもりが伝わるといわれます。
これは肌と肌の触れ合いによるコミュニケーションから、心地よさや不安の緩和に繋がるホルモン:(オキシトシン*)の分泌が促されるからです。
「触れるケア」は、最近では、認知症緩和ケアや癌患者の術後ケア、脳卒中・糖尿病、未熟児医療、障害児医療、ストレスケアなど、多岐にわたって活用されています。